こんにちは。えびちです
最近、餌台ことバードフィーダーの作り方が載っている本を何冊かペラペラと読んでいたところ、びっくりするほど簡単な作り方が見つかりました。
もともとえびちは手先が不器用なほうですから、これにはヨダレを垂らして飛びつきましたね。
材料はなんと、『2種類の木材合わせて4枚』だけ!
へえ。これだけでできちゃうのか。
もちろん、クギも必要だよ。
そのほかに
『色をつけるためのペンキ』『地面から立てるための支柱』
などは自分の好きなものを用意してね。
日曜大工はド素人のえびちですが、さっそく作ってみることにしました。
ちなみに、参考にしたのはこちらの本!
寸法などの細かいことは書いてなかったので、我流になってしまいましたが。
せっかくなのでここに完成までの工程を載せておきます。
「これからバードフィーダーを作るぞ!」
って方は参考程度にみていただければ幸いです。
完成形はこんな感じ!
なかなかいいでしょ?
ちなみに、『巣箱』と『餌台(バードフィーダー)』で迷っている方には、断然後者をオススメしたいです。
なぜかというと、巣箱は単純に作るのが難しいから。
微妙な穴の大きさや隙間に気をつけないと、鳥以外の生き物が住み着いてしまう可能性も。
虫とか、コウモリが住み着いちゃうかも。
もう一つは鳥が来てくれる可能性が薄いからです。
初心者は巣箱より簡単なバードフィーダーを作るべきってこった。
とっかかりとしても最適だヨ。
夏休みの自由研究にしてもいいね!
「作るのがめんどくさい」
「綺麗なものが欲しい」
「すぐに置きたい」
そういう場合は出来合いのモノを買うのも手ですよ!
現代では、組み立てるだけの工作キットなんてものもあるし、素人では作れないオシャレな巣箱・餌台が売られていますから…。
↓こんな感じのもの
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完成までのSTEP5
①板を用意する
まずは写真のような板を用意しましょう!
今回使った木材は「桐」。
同じ大きさの板2枚ずつ、屋根と土台の計2種類です。
使うものは以上!
屋根が2枚必要なのはわかるけどさ、なんで土台が板2枚必要なんだ?
土台の一枚には柱の役割も担ってもらうからです!
次の②で解説しますね。
②土台を柱になるように切る
次に、土台の一部を画像のように切り取ります。
自分でやるのが難しい場合は、ホームセンターで切ってもらうなどしましょう。
切り取ったものは捨てずに…そのまま立てて柱に有効利用!
↓
この窪みの部分が、餌を入れるところになるってことネ。
柱のとんがった部分に屋根の板をそわせるイメージです!
③土台と柱を固定する
うまく切り取れたら、2枚の土台をくっつけちゃいましょう。
使うものはクギでもネジでもなんでも大丈夫。
とにかく丈夫に固定できればOKです。
板が割れないように注意だよ!
こんな感じにうまくできました。
この調子で、さっき切り取った柱もつけちゃいましょう。
横からネジを入れて固定しました。
4つの角全部をガッチリとめていきましょう。
おー!なんか面白いことやってんな!
あび坊じゃん。
今バードフィーダーってやつ作ってんだよ。
オレもオレも!一緒に作りたい!
じゃあ、みんなで作ろう!
(防水剤やペンキを塗ってみた)
このままだと雨風に晒されて2〜3年で壊れてしまいそうなので、念には念をということで「防水剤」を買ってきました。
なにもつけない方がいいと聞いたことがありますが、心配なので。
買ったのは『防水剤 ハピオシールスプレー』
こいつをシューっと吹きかけておきます。
これで長持ちしてくれればいいのですが。
ねーねー、屋根に色は塗らないの?
なんか寂しい感じがしますし、せっかくだから塗っちゃいましょうか。
ついでに屋根も塗装。
素敵な緑色にします。
カラースプレーを2度がけしたあとに防水剤を吹きかけました。
(果物を刺すところもつけてみた)
こちらはお好みですが、土台の真ん中に長いクギを2本刺しておきました。
ここにオレンジなどを刺して、果物好きな鳥(ヒヨドリなど)を惹きつける作戦です。
カラスが心配だケド。
一応カラスは入れない大きさに作りましたが…
④餌台と支柱をくっつける
地面からバードフィーダーを置きたい方は、支柱を別で用意する必要があります。
ちなみに、他の方法としては「屋根にフックをつけて木からぶら下げる」なんてやりかたも。
えびちは地面から伸びるように作るので、餌台と支柱を合体しました。
⑤屋根を合体する
すっかり緑色に染まってしまった屋根の板を合体します。
キレーな緑色になったね!
クギは4箇所打ちましたが、これで十分のようです。
できあがり
かかった時間は…
ついに完成!
ジャジャーン!どうでしょうか?
すごい!
素人が作ったにしては、うまくできてんじゃねーか?
制作にかかった時間は、およそ5時間!
木材選びや塗装が乾くまでの待ち時間も含めると、半日くらいですね。
実は2日に分けて一気に作ってました。
こちらが全体像です。
意外とがっしりしていて、軽く押してもびくともしません。
内装(?)はこんな感じ。
窪みの部分にエサを入れます。
クルミを砕いたものと、おやつの余ったスイカも刺してみました。
支柱式で作るのであれば、地面が土であれば突き刺してもよし。
いつでも移動できるようにしたかったえびちは、「旗立てブロック」に支柱を差し込みました。
これなら頑丈で倒れたりもしません。
↓プラスチック製のものも売っているようです。
穴の大きさにピッタリ合う支柱を探すのは苦労しましたが。
えびちは全てホームセンターで揃えました!
完成から2日後…鳥が来た!
餌台を設置した当日、様子を見に近くの木へやってくる野鳥はいたものの、警戒しているのか中には入ってくれず。
作ってから2日後、ついに1羽のシジュウカラがやって来てくれました!
一安心だナ。
バードフィーダーとしてちゃんと機能しているみたいで、よかったです。
さらに2週間後にはすずめの群れが毎日訪れてくれるように!
今ではすっかり鳥たちの憩いの場となっています。
次はどんな鳥さんが来てくれるかな?
巣箱よりもこれ!超簡単にできちゃうバードフィーダーの作りかた|まとめ
ということで、ど素人のえびちでも無事バードフィーダーを作ることができました。
正直、ここまで素晴らしいものができるとは思ってませんでしたが…。
とっても満足しています。
夏休みの自由研究にとご家族で作ったら、いい思い出になりそうですね。
一から作るというのはハードルが高く感じますが、できた時の喜びはひとしおです。
巣箱を作るよりも格段に早くできて、鳥を身近で観察できるのが『バードフィーダー』のいいところ。
たとえ不恰好でも「自分で作ったものに鳥が来てくれた」というのは嬉しいものです。
みんなも、作ってみよう!
それではこの辺で失礼します。