日本三騒鳥!?ギャーギャーうるさい鳴き声の野鳥【3種類】

日本三騒鳥!?ギャーギャーうるさい鳴き声の野鳥【3種類】

えびち(主)
えびち(主)

こんにちは。えびちです

野鳥の鳴き声は、どれも「癒される」「聴いていて飽きない」みたいなイメージがありますよね。

中でも『日本三鳴鳥』と呼ばれる「ウグイス」「コマドリ」「オオルリ」は、それはそれは美しい声でさえずります。

でも…..そんな美しいさえずりから一転、思わず耳を塞ぎたくなるような「騒がしい」鳴き声をもつ鳥たちがいます。

えびち(主)
えびち(主)

それも、意外と身近に。

さながら『日本三騒鳥』(にほんさんそうちょう)といったところでしょうか。

と、いうことで!

この記事では、騒がしい鳴き声の野鳥を3種類まとめてみました。

えびち(主)
えびち(主)

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますよ。

あび坊
あび坊

オレも聞いたことあるヤツかな!?

えびち(主)
えびち(主)

それでは、みていきましょう。

存在感抜群!だけどうるさい身近な野鳥3種類

身近な鳥代表『ヒヨドリ』

トップバッターは『ヒヨドリ』!

「スズメと並ぶくらい身近な野鳥」のイメージがあるほど、あちらこちらでよく見かける鳥さんです。

野鳥に詳しくなくても「名前だけは知ってる」って方が多いのではないでしょうか?

えびち(主)
えびち(主)

大きさはスズメ3羽分くらい。

ほっぺの赤丸がチャームポイント!

気になる鳴き声はというと…。

おおっ!

これはなかなかうるさい!(笑)

いきなり優勝候補です。

キンキン声で叫ぶような「ヒーーーヨ!ヒーーーーヨ!」という鳴き方が特徴的。

あび坊
あび坊

あ、この鳴き声、オレも聴いたことあるぞ!

とはいえ、ヒヨドリは群れを作らない野鳥

「大勢集まってギャーギャー鳴きまくる」ようなことは滅多にないので、あまり不快に感じることはないでしょう。

えびち(主)
えびち(主)

まだまだかわいいレベルでしょうか?

ちなみに、ヒヨドリは下の記事でも紹介しました。

ピーチクパーチクいそがしい『ヒバリ』

続いては『ヒバリ』。

ヒバリは「ピチョピーチョピチョキョピョピー」

と、複雑な鳴き声でまくし立てるように鳴きます。

その鳴き声はなんと1分以上続くことも!

よく空中を飛びながらさえずるので、「鳴き声は聞こえるのに姿が見つからない!」なんてこともしばしば。

平地で騒がしく鳴いている鳥は、十中八九コイツで間違いないです。

まさに「ピーチクパーチク」という言葉がピッタリな野鳥ですね。

集団爆音攻撃!『ムクドリ』

最後は『ムクドリ』です。

顔まわりにマダラな白斑があるのが特徴的な『ムクドリ』。

最近は市街地に現れて群れで飛び回り、ニュースを騒がせている張本人(鳥?)でもあります。

いったいどんな鳴き声なのでしょうか。

えびち(主)
えびち(主)

うーん、かな〜りうるさいですね〜。

鳴き声は「キュルルルリリリリ」と、やや濁っています。

大多数の人間にとっては、耳障りで不快な音かもしれません。

一羽だけでもうるさいのに、なんとムクドリは数百〜数万羽の大規模な群れを作るので、ものすごい騒音を引き起こします。

日本の身近な野鳥の中では「うるさい鳴き声部門」文句なしの1位ではないでしょうか。

おまけ:世界で一番うるさい鳥

ここまでは『日本三騒鳥』を紹介して参りました。

えびち(主)
えびち(主)

あ、これはえびちの勝手な造語なので悪しからず。

今までのことは、日本でのお話し。

世界に目を向けてみると、日本の鳥とは比べ物にならないほど規格外の鳴き声をもつ鳥たちがいます。

ということで、全世界の頂点に立つうるさい鳴き声の野鳥2羽をちょびっとだけ紹介します。

大声世界チャンピオン『スズドリ』(white bellbird)

※音量に注意!

この『スズドリ』は、アマゾンなどに生息する熱帯性アメリカ産の鳥類です。

名前も見た目も普通、特別な様子は感じられませんが……普通の鳥と違うのは「世界でもっともうるさい鳴き声を持つ鳥」の称号を持っていること!

最近の調査では、オスの鳴き声の音量が驚異の125.4dbもあることが判明しました。

イメージがつきにくいので、音の大きさ基準を表にまとめてみます。

  • 140db……至近距離の落雷
  • 120db……飛行機のエンジン音
  • 100db……打ち上げ花火
  • 90db……チェンソーの音
  • 80db……ゲームセンターの店内
  • 50db……小鳥のさえずり
あび坊
あび坊

え….?うわ、飛行機のエンジンと同じくらいってこと?

あび坊
あび坊

どこが「ベルバード」だよ!!

えびち(主)
えびち(主)

スズドリの体長は28cmと、ヒヨドリと同じくらいの大きさしかありません。

えびち(主)
えびち(主)

小さな体のどこからこんなに大きな声が出ているのか、不思議ですね。

”元”世界チャンピオンは『ムジカザリドリ』(Screaming Piha)

※またまた音量に注意!

残念ながらスズドリの登場で2位となってしまったのが『ムジカザリドリ』

それでも鳴き声は116dbと驚異です。

画面越しに聴く分には「キレイな鳴き声だな〜」なんて呑気にしてられますが、もし現地で聴いたならば鼓膜がひっくり返り、一目散に逃げ出していることでしょう。

なんたって116db、自動車の警笛よりも大きい爆音ですから。

ちなみに、ムジカザリドリの英明は『Screaming Piha』。

これを日本語に訳すと『絶叫』『いっぱい・満ちる』です。

あび坊
あび坊

ヒーーー、怖い怖い。

日本三騒鳥!?ギャーギャーうるさい鳴き声の野鳥【3種類】|まとめ

えびち(主)
えびち(主)

お疲れ様でした!

えびち(主)
えびち(主)

あび坊、耳の方は大丈夫ですか?

あび坊
あび坊

オレはもう耳がキンキンだ〜。

今回紹介した3羽はどれも全国に生息する鳥さんたちです。

さらに個体数も多いので、意外とすぐ見つかります。

普段から騒音のせいで嫌われがちな彼らですが、たまには鳴き声を頼りに探してみてはいかがでしょうか。

声の主はきっとすぐ見つかるはずです。

えびち(主)
えびち(主)

それでは、この辺で失礼します。

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