こんにちは。えびちです
鳥は、一年中どこへ行っても簡単に見つけることができます。
街中、近くの林、公園など…環境によって生息している野鳥はさまざまですが、鳥を日常で目にする機会は決して少なくないでしょう。
人間にとって、もっとも身近な動物といえるかもしれない鳥類ですが、あなたはそのうちの何種類を知っていますか?
鳥に詳しくない人に「身近な鳥といえば?」と質問すれば、返ってくる答えはだいたい『カラス』『スズメ』『ハト』など。
俺もそれくらいしか知らねーな。
それではもったいない!
子どもは目につくもの全てが興味対象ですから、目の前の野鳥を指差し「あの鳥は?」と聞かれることもあるでしょう。
そんな時、答えてあげられる親がどれほどいるでしょうか。
今回紹介する本『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』では、本当に身近な野鳥33種を主に鳥に詳しくない方向けに紹介されています。
えびちがこの本を読んで驚いたのは、覚えやすくなる仕掛けがこれでもかと詰まっていたこと!
「子どもに教えるなら」
を土台に作られている本書ですので、子どもに伝わりやすい内容なのはもちろん、大人でも
「なるほど!」
と頭にスーッと入ってくるように作られているのです。
「どんぐりとの大きさ比較」「間違えやすい鳥コーナー」「3段階の見つけやすさレベルの表示」掲載されているQRコードを読み取るとその鳥の鳴き声も聞けちゃいます。
ギミック満載な当書は、親子で楽しむにはもってこい!
もちろん子どもがいない方でも大いに楽しめる内容となっていますよ。
鳥観察の入門書にも最適だね!
この記事では、そんな画期的で万人におすすめしたい当書の魅力を紹介していきます。
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ここがすごい!子供も大人もビックリのギミックたち
掲載されている鳥の種類は33
さっそくですが、『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』に掲載されている鳥は全部で33種類です。
本のページ数は144ページ。
一鳥あたり4ページが割り当てられています。
- シジュウカラ
- ハクセキレイ
- ヒヨドリ
- ジョウビタキ
- ハシブトガラス
- メジロ
- ウグイス
- ツグミ
- ヤマガラ
- スズメ
- ツバメ
- キジバト
- モズ
- コゲラ
- アオバズク
- ムクドリ
- キビタキ
- ルリビタキ
- ヒレンジャク
- カワラヒワ
- オナガ
- エナガ
- カッコウ
- イカル
- コジュケイ
- キジ
- ホオジロ
- トビ
- ガビチョウ
- カルガモ
- カイツブリ
- コサギ
- カワセミ
こうして見ると、かなりの数だね!
巻末には6ページほどコラムが掲載。
「バードウォッチングの基本」
「絶滅危惧の鳥」
「野鳥を飼ってもいいの?鳥に関するQ&Aコーナー」
などなど……コラムまで気になる内容が盛りだくさんなので、ぜひ買って自分の目で確かめてみてくださいね。
図鑑より優秀?鳥のことがまるわかりな解説
さて、長くなりましたが。
『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』はどんな内容なんでしょうか?
一鳥あたり4ページが割り当てられていることはお伝えしましたね。
この限られた4ページの中で、できうる限りの鳥の解説がされています。
名前ひとつをとっても漢字で書いた和名や英語名が記載されていたり、由来を紹介していたり…すごい掘り下げ様!
写真多め、文章は読みやすい量で無駄なく生態、生息地、人間との関わりを教えてくれます。
なんだか図鑑より優秀な気がしてきたぜ!
鳥にある程度詳しい人でも「これは知らなかった」と、目から鱗の情報も。
特にえびちは「なぜハクセキレイは人間のそばで暮らしているのか」の話がお気に入りですよっ。
さらにさらに、ありがたいことに『 間違えやすい野鳥 』のコーナーも!
『コガラ』と『ヒガラ』
『ルリビタキのメス』と『ジョウビタキのメス』
わかりづら〜い鳥たちは他にもたくさん…。
そんなとき、写真つきでどこが違うのか、どう見分ければいいのかを教えてくれます。
一種類ごとに描かれている絵は飾っておきたいくらい美しく、鳥にあまり興味のない人でも絵本感覚で読み進めることができるのが嬉しいですね。
他にもスマホで読み取って鳴き声が聞けるQRコードがついていたり、見つけやすさ度が3段階で表示されていたり、鳥ごとにみられる場所が載っていたり…
こんなに要素がたくさんなのに、ごちゃごちゃしないで綺麗にまとめられているのも素晴らしい。
「わかりやすさ」に重きを置いているので、結果誰でも読みやすい仕上がりの本になっています。
- QRコードで鳥の鳴き声がわかる
- 3段階の見つけやすさ度の表示
- どんぐりとの大きさ比較
- 「間違えやすい鳥」のコーナーで理解が深まる
- イラストが美しい
- 写真がたくさんで嬉しい(卵やヒナの写真もアリ!)
- 絵本のようにサクサク読み進められるから万人にオススメ
Amazonは電子書籍のみ!単行本で欲しいなら楽天で買うべし
ここで注意!
現在Amazonでは電子書籍版しか取り扱っていません。
他のシリーズは売っていたりするのですが…残念なことに、当書は現在電子書籍版しか売られていないようです。
「どうしても手元に欲しい!」って方は、楽天で単行本版が販売されているので、そちらをチェックしましょう!
電子書籍だと400円くらい安く買えるようですね。
お好きな方を選びましょう。
おまけ:シリーズもあるよ
えびち大絶賛の本『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』紹介していきました。
いやーすっかりファンになっちゃいました!
他にもこのシリーズが出ていたら、もう全部買っちゃうくらいなんですけど。
あれ?たしか出てたよね。
僕、見たことあるような気がする。
植物の本だったかな〜
な、なんだってー!!
調べてみたら、「子どもと一緒に覚えたいシリーズ」として、鳥の他にも4冊出ていました!
これは嬉しいなっ
今回紹介した『野鳥の名前』はシリーズ第2弾だったようです。
全部集めて読破したら『身近な生き物マスター』なお母さん、お父さんになれそうですね(笑)
お腹いっぱいかもしれませんが、最後にちょっとだけ紹介させてください。
『子どもと一緒に覚えたい 道草の名前 』
こちらの本は2017年4月に出版されました。
タンポポ、シロツメクサといった誰もが知る草花から、見たことはあるけれど名前は知らない雑草までを広く掲載。
草花を使った遊び方や似た植物のコーナーも健在で、美しいイラストと共に楽しく勉強できちゃいます。
解説は農学博士の先生が監修しているので、普段から子どもたちに教えている先生ならではの解説でわかりやすく伝えます。
『子どもと一緒に覚えたい 毒生物の名前』
こちらの本は2018年7月に出版されました。
昆虫博士、植物博士、海洋生物博士の3名が監修した本書は、陸から海までの猛毒生物を網羅しています。
『毒レベル』を表現するのは、なんと「ネズミが何匹死ぬか」!
刺された時の痛さは身近な「注射」の何倍かで比較するなど、子供にもわかりやすい仕様は変わらずの一冊です。
へー!なんかおもしろそうだな!
『子どもと一緒に覚えたい 貝殻の名前』
こちらは2019年8月に発売されました。
海に行ったら落ちている、貝殻!
子供の頃はみんな、貝殻を集めて宝物にしたり…貝殻を耳に当て、海の音を聞きました。
あの思い出が詰まった貝殻は、なんて名前かわかりますか?
この一冊があれば、ほとんどの身近な貝殻の名前がわかっちゃいます。
さらには拾った貝殻の活用方法や「昔はお金として使われていた」などの豆知識も掲載されていますよ。
これ一冊で貝殻博士になれちゃうね!
『子どもと一緒に覚えたい 木の実の名前』
こちらは2021年4月に発売されました。
シリーズでは最新の本になります。
次は何が来るのかというと…まさかの『木の実』!
『どんぐり』『クリ』『ギンナン』『松ぼっくり』これら木の実の名前は知っていても、なんの木から落ちた実なのかは、あまり知らないものですよね。
子どもは木の実にも興味津々。
親と子で「なんの木の実なんだろうね」と調べることが、自然を勉強するきっかけにもなるでしょう。
その手助けをしてくれるのが『子どもと一緒に覚えたい 木の実の名前』です。
木の実が好きな動物、人間は食べられるのか、木の実を使った遊び方、生態…身近な実のなる木を知り尽くすことができる一冊です。
身近な野鳥33種が一冊でまるわかり!『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』|まとめ
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
『子供と一緒に覚えたい』シリーズは、どれもハズレがなさそうだね。
年齢興味関係なくいろんな人にオススメできる本だぜ!
『子供と一緒に覚えたい野鳥の名前』で触れられた野鳥たちは、ほんの一部にすぎません。
ですがこれ一冊を持っていれば、普段遭遇する野鳥をほとんど網羅できることは確かです。
本を読んで知識を深めた上で実物を探して覚えるというのも楽しそうですね。
この素晴らしい本をきっかけに鳥を好きになる人、更に鳥を好きになる人が増えてくれれば嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。