こんにちは!えびちです〜。
なあ、えびち。
散歩先でオレンジの鳥がいたんだけど、名前がわからなくてさぁ。
みなさんはこんな経験ありますか?
「あの鳥、調べても名前が出てこなくてモヤモヤする〜!」
えびちはめちゃくちゃあります。
そういう時って、調べるのに時間がかかったり、調べても出てこなかったり…とってもモヤモヤしますよね。
そんなモヤモヤお悩みを解決するべく、えびちは立ち上がりました。(あらすじ終わり)
と、いうことで…この記事では
日本で見られる身近なオレンジ色の野鳥にフォーカスを当ててまとめてみました!
日常でよく見かけるオレンジ色の鳥さんを9種類ほど紹介しますので、きっとあなたのお探しの鳥さんが見つかるはず!
今回はオレンジ色に限った話ですが、過去に「白黒の野鳥」のみをまとめた記事もあります。
よかったらそちらもご覧ください。
目指せ鳥マスター!
僕も一緒に見ていくよ。
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森や林に生息する種類
まずは木のある公園や森によくいる鳥だね。
3種類紹介するよ!
人懐っこくて有名人!ヤマガラ
全長14cm、すずめほどの大きさの小鳥です。
背と翼の上面は灰色、おなかは鮮やかなオレンジ色でよく目立つ見た目!
頭は黒色と白っぽいクリーム色のツートンカラーが特徴的。
尾は短めで、頭が若干大きめかも?
日本では小笠原諸島を除いてほぼ全国に分布しているので、木のあるところであればどこでもみることができる身近な野鳥の一羽となります。
特徴はよく人に懐くことです。
ヤマガラは野鳥の中でもトップクラスに警戒心が薄いので、人間に懐きやすい鳥としても知られています。
最近だと手にエサを乗せてヤマガラに食べさせている動画が人気になってたよ。
人馴れしている個体が多いので、公園に設置してある巣箱に訪れる常連でもあります。
こんな感じで、すずめや他の小鳥といっしょにお食事している様子がよく見られますね。
クリクリおめめと懐っこい性格で人気のヤマガラさんでした。
ほんのりオレンジなアトリ
全長16cmと、ちょっと大きめの野鳥です。
おなかの上部はほんのりオレンジ色をしていて、まるでサーモンのよう。
日本の全国で見られる鳥さんで、冬鳥として秋に訪れて春には繁殖のため北部に飛んでゆきます。
生息地は森林や農耕地など。
数百〜数千羽、時には数万羽の群で飛来する姿が見られることもあります。
えびちは特にアトリの目が好きです!
模様のおかげで二重のようにみえませんか?
アトリisベリーキュート。
かわいいけど実は猛禽類なモズ
全長20cmの野鳥です。
生息地は平地から低山地の農耕地や林緑など。
日本全国で繁殖しています。
小鳥のような可愛らしい見た目ですが、実は猛禽類!
その証に、くちばしはタカのようにカギ型をしていて、小鳥を捕らえて捕食するのに長けています。
最も有名なのは『モズのはやにえ』
獲物を枝などに串刺しにする習性は獰猛そのものですね。
怖い!小さいのにすごいなぁ。
平地に生息する種
お次は農耕地や住宅街などの平地に住んでいる野鳥さんです!
4種類いますね。
おなかがまんまるオレンジ!ジョウビタキ
こちらは『ジョウビタキ』という小鳥さん。
おなかがぽっこりオレンジ色でかわいいね!
全長15cmです。
写真はジョウビタキのオスで、オレンジのおなかに銀色の頭と派手派手な見た目ですね。
ちなみにメスは灰色味のある地味な色をしていますよ。
色合いは先ほどのヤマガラと似ていますが、ジョウビタキは丸っこいフォルムをしているのが特徴です。
冬鳥であり、積雪のない地方で越冬します。
最近では北海道や九州の一部に居ついて繁殖する個体もいるようですが。
基本的には9〜4月の冬にしか見られない鳥だよ。
彼らは平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息しています。
見ての通り、生息範囲がとても広いので、探していなくても目にすることの多い野鳥の一羽です。
比較的警戒心の薄く、間近で観察できるので、野鳥愛好家の皆さんにはお馴染みの人気者?鳥?です。
ときどきぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる姿もとってもかわいらしい〜!
実はこれ、威嚇なんですけどね。
美声の持ち主!アカハラ
全長24cm。
本州以北の山林で繁殖し、冬になると南へ移動する『夏鳥』として知られています。
「アカハラ」という名前の通り、胸から腹へ赤味がかったオレンジ色が特徴的な鳥さん。
カッコウやホトトギスと並ぶ美声の持ち主で、5月から8月にかけて独特な鳴き声を山林に響かせます。
ガキ大将気質のシメ
う〜〜ん。
オレンジ色かと言われれば微妙なラインですが、サラッと紹介します『シメ』!
全長18.5cmのクチバシと尾が短めの野鳥です。
日本では北海道で繁殖し、秋になると本州に渡ってくる『漂鳥(ひょうちょう)』という括り。
平地の林の中に単体または小さな群れを作って生活しています。
冬は人家の近くに出没し、エサ台を置いておけば他の小鳥と一緒に現れます。
横暴な態度で他の小鳥を追い払ってエサを独占する様子が多々目撃。
ガキ大将のような性格をしているシメの紹介でした。
模様が独特なホオジロ
全長16.5cm。
平地から山地の草地、農耕地、牧場や林縁などに生息しています。
刈り取り後のお米を食べたりする様子も見られます。
体全体が赤みのある褐色オレンジをしており、最も特徴的なのはその顔の模様。
交互に入る白と黒の線がまるで横断歩道のようですね。
ちなみに…ホオジロのメスは全く違う柄なんです。
こちらの写真、左がオスで右がメスです。
メスは「ホオ」が「ジロ」い要素が皆無だね!
メスには特徴的な顔の線も、褐色オレンジのボディも見受けられません。
全体的に色素の薄〜い目立たない色をしていますね。
鳥のメスはだいたい地味な色をしていますが、これは生き残るのに都合が良いからだと言われています。
オスはアピールのため。
メスは子育てのため。
こうした目的の違いが体色の変化をもたらしたんですね。
水辺に生息する種
最後に川、池などの水辺から2種類!
飛ぶ宝石!カワセミ
野鳥に詳しくない方でもカワセミを一度は見たことがあるのではないでしょうか?
羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から『飛ぶ宝石』とも比喩されるカワセミ。
古代から現代まで人々を魅了し続けているアイドルのような野鳥さんです。
全長17cmと人間の手のひらと同じくらいの大きさしかありません。
カワセミは日本全国の河原や池に生息しています。
あんまりにも有名ですから、魚をとるだとかクチバシがデカいだとかは省略しまして…。
ここで豆知識!
意外と知られていないのですが、カワセミは土の中に巣を作るんですよ。
写真を見てください。
土壁にポツポツと穴がありますよね?
これが「カワセミの巣」なんです。
この中で産卵や子育てをするんだ。
カラフルで美しいオシドリ
「オレンジ色の鳥」に含めるかどうか迷いましたが、一応入れておきましょう!笑
鮮やかな色彩と派手な冠羽を持つオシドリ。
頭頂部と頬、羽先が褐色のようなオレンジ色をしていてオシャレでしょう?
こんなに派手だけどカモの仲間なんです。
あ、ちなみに派手なのはオスだけで、メスは打って変わって地味〜な色をしていますよ。
全国に分布、繁殖していて、森林に囲まれた山の湖や池で見られることが多いオシドリ。
なんだかレア感のある見た目ですが、そんなにレアな野鳥でもないんです。
普通〜に近所の公園の池にいた時は笑っちゃいました。
つがいと仲が良さそうにプカプカ浮いている様から「オシドリ夫婦」の由来にもなりました。
ついでに…オシドリのオスは正面から見たらめっちゃ笑える顔をしてます。
気になった方は調べてみてね。
身近なオレンジ色の野鳥【9種類】をまとめてみた|おわりに
こんなもんですかね。お疲れ様でした!
たっくさん鳥の名前を知れたな〜!
それで、あび坊が探してた鳥は見つかった?
んー。それが、話聞いてるうちにほんとにオレンジ色だったか忘れちゃった。
あは!じゃあ明日はふーさんも一緒に、みんなでその鳥を探しにいこうよ!
いいですね。今日勉強した鳥を探すのもきっと楽しいですよ♪
(俺の知らないところで話が進んでる気がする…)