インコといえば『おしゃべり』ですよね!
セキセイインコが陽気にしゃべっている動画など、親しみがあるかと思います。
ここで一つ。一般的には『インコ=おしゃべり』みたいなイメージが定着していますが、全てのインコがおしゃべりが得意なのかというと、そうではないのです。
種類によって得意だったり、そうでなかったり……。
性別や個体差もあるので一概には言えませんが、よく喋るインコとあまり得意でないインコは種類によってくっきり分かれています。
この記事ではおしゃべりが得意なインコの種類をざっと7種類ほどまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
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小型サイズでおしゃべりが得意な種
まずは手のひらサイズのインコさんからのエントリー!
セキセイインコ
これは誰もが知っていることでしょう。
メスよりもオスの方が喋るのが上手く、口ごもるようにゴニョゴニョ喋ります。
もちろんメスのセキセイインコもお喋りをしてくれますが、ボソッと喋る程度でしょう。ですが、これも個体差があるので、めちゃくちゃしゃべるメスのインコさんがいてもおかしくありません。
どちらの性別でも、飼い主の声質や声の調子まで上手に聞き取っておしゃべりしてくれます。
オカメインコほどではありませんが、歌っぽいのを覚えさせることもできますよ!
単語覚えるまでは時間がかかりますが、一度覚えると忘れない賢さを持っていますので、根気強く教えてみましょう。
中型サイズでおしゃべりが得意な種
続いて中型サイズの鳥さんから、4種類のエントリー!
マメルリハ
名前のルリは青色のルリ。マメルリハは美しいブルーを持つ中型のインコさんです。
おしゃべりは…というと、セキセイインコと比べて発音はあまり得意ではないようです。
「おはよう」や「おやすみ」などの簡単で短い単語を話すことができます。
やはりおしゃべりはオスの方が得意な模様。
ウロコインコ
陽気でスキンシップが大好きなウロコインコ。まるで人間の子供のような無邪気さと愛らしい仕草で人気の中型インコです。
気になるおしゃべりの上達具合は…..こちらもセキセイインコほどではない模様。
長文は苦手で、自分の名前や「おはよう」「おやすみ」のような発音しやすい短い単語、音真似、口笛などを覚える程度です。
ウロコインコはかなり個体差が激しいので、なんともいえませんが、やはり根気よく教えることでしゃべる単語数や話す長さもどんどん増えていきます。
美声の持ち主!オカメインコ
おまけとしてオカメインコもご紹介。オカメインコは名前に『インコ』とありますが、実はオウムです。
まあ、せっかくなのでご紹介しちゃいましょう!
彼らは言語らしきものはあまり喋れませんが、その代わり歌や音を覚えるのが得意です。
口笛のような可愛らしい声で歌を歌ってくれます。
おしゃべりですが、メロディを覚えるのが得意な鳥さんなので、基本的に期待はできません。
ですが飼い主が根気強く言葉を教え、毎日コミュニケーションをとる事でおしゃべりが上手になる個体もいるので、「言葉も覚えてくれたらラッキー」くらいに考えておいたらよいでしょう。
殿堂入り枠の九官鳥
インコではありませんが、おしゃべりと言ったらこの鳥さんを紹介しないわけにはいきません。
おしゃべりやモノマネの上手さでは文句なしでNo. 1の九官鳥(キュウカンチョウ)。鳥界隈で右に出る者はいないほどの達人です。
古くからペットとして親しまれてきた鳥さんで、サイズは30cmほどで少し大きめ。
野生味が強く、触れ合うために飼うというよりおしゃべりを楽しむという方がピッタリの鳥さんです。
ですが、繁殖が難しいなどの理由で現在ではやや入手が困難となっています。
大型サイズでおしゃべりが得意な種
最後に大きさも知能もビッグ!大型サイズのインコから2種類のエントリーです!
ヨウム
しばしばペットショップでマスコット的存在になっていることが多いヨウム。
ウロコのような模様の羽毛と淡い灰色のボディが特徴です。サイズも33cmと文句なしの大型インコさん。
もちろんおしゃべりは大の得意!
知能がとても高いため、言葉をまねるだけでなく会話ができる能力まであるとされています。
あまりにも完璧に電話の音やインターホンの音をまねてしまうため、飼い主が惑わされてしまうこともしばしば。
ボウシインコ
頭頂部に帽子のような模様がある大型のインコです。明るく陽気な性格から世界中で愛されています。
言葉を覚えるのも早く、おしゃべりもかなり得意な傾向にあります。
頭が賢いため芸を覚えることもできるすごい鳥さんです。
おしゃべりランキング
これまでたくさんの鳥さんをご紹介していきましたが、文面では分かりずらいですよね。
ということで、誠に勝手ながらランキングを作ってみました!
栄えある一位は!?
重ね重ねになりますが、飼育環境やそもそもの個体差などがあるので参考程度にお願いしますm(_ _)m
ボウシインコ
ヨウム
体が小さいのにランキングに食い込んでるセキセイインコは流石ですね!
おわりに
この記事では一般的によく喋るとされるインコを挙げていきましたが、もちろん環境や性格によって個体差が生まれます。
よく喋るとされる種なのに、オスなのに、あまり喋らない子ももちろんいるのです。
たとえおしゃべりができなくとも、インコの魅力はそれだけではありません。飼い始めたらおしゃべりが上手じゃなくても些細な問題になるでしょう。それすらも愛おしくなってくるのがインコパワーです!
インコの飼育を検討している人は、おしゃべりを抜きにしても一生可愛がることができるか考えてからお迎えしてあげてくださいね。