鳥大好きえびちです。
こんにちは!鳥大好き、えびちです。
北海道にしか生息していない雪の妖精と呼ばれる鳥、シマエナガ。
昨今はグッズ化が進み、勢いも衰えることなくますます人気を集めています。
えびちも大好きです!
もちろん、えびちもシマエナガグッズ、たくさん持ってます。
シマエナガオンリーのグッズまとめ記事を2つ作っちゃうくらいには大好きです。
う〜ん、でもですよ。
写真やグッズを眺めるのもいいけど、やっぱり実際に会いたくなっちゃいませんか?
自分の目でシマエナガ、見たいですよね!
写真も撮りたくなっちゃいませんか?
自分だけの写真、撮りたいですよね!
そんなわけで、本記事では道民であるえびちが
「シマエナガを最も効率よく探す方法と写真を撮るための3つコツ」
を伝授しちゃいます!
シマエナガの生態や名前の由来などはこちらの記事で書きましたので、合わせてご覧くださいね!
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道民が伝授するシマエナガ探しの全て
木のある場所を探そう
シマエナガが北海道にいることはご存知ですね。
本題は、この広い大地からシマエナガを探す方法です。
そのためにまずは生態をおさらいしてみましょう!
シマエナガは昆虫を主食とし、時には樹液を飲むことも。
つまり?つまり、林や森のように木のある場所を好んでいるということです!
ちなみに、えびちの家の前は林になっていて、シマエナガが頻繁にやってきてくれますよ。
木のあいだをちょこちょこ移動していますね。
これがかわいいんですよ〜。
雪深い森の中に入ってビチョビチョになりたくない方は、近くの公園の木を探すのもアリです。
北海道の中心、あの大通公園にもいるみたいなので、あんがい身近なところにいるかも?
ということで、探す際は開けた平地ではなく木のある場所をさがしましょう!
木の種類は針葉樹?広葉樹?
結論。
見つけやすさからいって広葉樹を選びましょう。
シマエナガがどちらを好んでいるということは多分ないのですが、針葉樹は冬になっても葉が落ちないのでモッサリしてます。
この針葉樹の中に潜られたら、たとえ8.0の視力をもつマサイ族でも探すのは困難でしょう。たぶん。
だったら、最初から針葉樹のない(もしくは少ない)場所でシマエナガを探すのがいちばんいいです。
あ〜いい感じいい感じ!
この写真のような場所には絶対いますね。
シマエナガパワーをビンビン感じますよ!
そ、そういうもんなのか?
オススメの季節は夏?冬?
季節はだんぜん冬がおすすめです!
理由は、冬以外の季節だと木がモッサリしていて見つけづらくなるから。
冬になると広葉樹の葉は落ちて、小鳥たちがまる見え!
写真も撮りやすいぜ。
冬サイコー!
もうひとつ、シマエナガは夏の目撃情報が冬よりも少ないんです。
シマエナガは夏に巣作りや子育てをするので、警戒心が強まってますます人前に現れなくなります。
よって、冬に探すのがベストですよ!
北海道の冬は寒いですから、
だいたい11〜1月あたりがいいんじゃないでしょうか。
長時間粘るのであれば、防寒対策をしっかりすることをおすすめします。
オススメの時間帯
鳥たちがもっとも活発に活動する時間を知っていますか?
ニワトリが「コケコッコー!」と鳴くのは朝です。
鳥の鳴き声やさえずりを耳にするのは、朝。
そうです。
野鳥を見つけるのにベストなのは早朝です。
シマエナガも例外ではありません。
えびちの感覚だと、朝の6〜9時がゴールデンタイムですね。
ちょっと早起きしてその時間帯に合わせて散策すると、ヤマガラやシジュウカラなど、様々な鳥さんに会えますよ。
鳴き声を覚えることが発見への近道!
いきなりですが、バードウォッチングで1番大事なのが『鳴き声を聞くこと』です。
え?わざわざそんなことしなくても、テキトーに歩いてれば見つけられるでしょ?
甘いね、あび坊。甘すぎるよ。
たしかにシマエナガは写真で見る限りおとなしそうで、人間にもフレンドリ〜なカンジがしますが、それは大間違い!
数々の野鳥を探してきたえびちですが、シマエナガは捜索難易度MAXの野鳥で間違いないです。
シマエナガの体長は約14センチ、体重は18〜27グラムとスズメより小さい。
さらに、彼らは弾丸のごとき速さで木から木へとせわしなく飛び移ります。
とにかく小さいしすばしっこいしで目で探すことは不可能だと覚えておきましょう!
じゃあどうしろってんだよ…。
ヒント!目でダメなら?
鼻か!?
耳です。
ズバリ!シマエナガの鳴き声を頭にインプットすること!
これが大切です。
ジュルリリリ……ジュリリリ……
ヒーヒーヒー
字におこすとこんな鳴き声。
YouTubeに音源があるので、何度も聞いて完コピしてから挑みましょう。
他の小鳥と比べても特徴的で目立つ鳴き声なので、森で聞こえてきたならば一発でわかるはずです!
「あ!なんかシマエナガっぽい鳴き声が聞こえた気がする。」
となりましたら、まずはそのさえずりがどの方角から聞こえてくるものか、よく耳を澄ませてみて。
「あれ?聞こえてこないぞ?」って時は、場所を変えて再チャレンジ!とにかく鳴き声を探すのです。
方角がなんとなくわかったら、鳴き声のするほうへそっと近寄って…。
じっと身を潜めて動く影を探しましょう。
かなり小さいですが、集団で行動しているのでよく見ればわかるはずです。
みつけられましたか?
シマエナガの集団は、3分ほど留まったら次の場所に移動してしまうので、目の端にとらえたら絶対にそらさずにじっと観察しましょう!
- シマエナガの鳴き声をさがす
- 鳴き声が聞こえたら、よく耳をすませて方角を見定める
- 声のする方へそっと近寄る
- じっと身を潜めて動く影を探す
札幌近郊で目撃情報の多い場所
みなさんは「いざ野鳥を探すぞ!」となった時にどんな場所を攻めますか?
双眼鏡片手に腰ほどもある草木の生い茂った山に分け入っていくイメージでしょうか?
こんなイメージだぜ。
いえいえ、そんな大そうなものではないんですよ。
シマエナガはガッツリ装備をそろえて行かなくても、公園を散歩していて会えるかもしれないような身近な鳥さんです。
なので、ハイキングのような軽装備でもOK!
もちろん、手付かずの自然に近づくほど遭遇率はグンとあがりますが、お手軽に探せる方がありがたいですよね。
家の近くでいいってのはハードルが低くていいな!
何回もチャレンジできるし。
ということで、人間の近くで見つけることができるスポットをまとめました。
- 円山公園
- 北海道神宮
- 旭山記念公園
- 野幌森林公園
- 西岡公園
これらの場所は道も整備されているので、冬でも気軽に探しに行くことができます。
えびちは北海道神宮に何度か探しに行っているのですが、やはりシマエナガ。
2時間探しても声だけしか確認できないこともザラです。
遭遇率はあまり高くないので、「会えたらラッキー」くらいに考えておいてくださいね。
シマエナガの写真を撮るための3つのコツ
これはえびちが撮った写真です!
これからお話しする3つのコツを知っていれば、
みなさんもこんな写真を撮れるようになりますよ。
写真を撮るのは至難のわざ
まずはシマエナガを撮ることは簡単ではないことを知っておいてください。
世の中にはシマエナガのモッフモフで天使のような写真がごまんとありますね。
となれば「自分もそんな写真を撮ってみたい!」となります。
ですが、観察する分には何も問題もないのですが、それが写真となると難易度はグンとあがるのです。
あまりカメラに詳しくないえびちですが、野鳥撮影歴2年でやっとシマエナガを撮ることができました。
動きがとにかく素早いので写真はブレっブレ、運が良ければシマエナガらしき物体が映るかな?レベルです。
ですから、ネットにある素晴らしい写真たちはおおかたプロの写真家さんたちが撮ったものだと思われます。
とくに「飛んでいるシマエナガの写真」なんかは、何十万円もする野鳥専用のカメラを使っての撮影でしょう。
動きがゆっくりな水鳥なんかを撮るのは簡単です。
しかし!シマエナガとなればデジカメなんてものは使い物にならないんです。
しっかり野鳥撮影に適したカメラを用意すること、野鳥撮影に慣れることがシマエナガを撮るための最初のステップになります!
シマエナガは撮影難易度MAXの鳥なのです。
おれ、野鳥撮影の経験ないし、コツとか知らね〜よ〜💦
そんな方のために、撮影歴2年のえびちが身につけたコツを3つまとめてみました♪
一つ目のコツ:望遠カメラで遠くから写真を狙え!
望遠カメラというのは、わかりやすく言うとズームがすごいカメラです。
遠くからでも被写体を大きく捉えることができます。
なぜ望遠が必要かというと、シマエナガは警戒心が強いから。
人間が近づきすぎるとすぐにピューッと逃げてしまいます。
さらに、シマエナガは木から木へと忙しく動き回る鳥さんなので、近づきすぎると
「あれっ!?どこ行った?」
ということが起こりがち。
なので、視界を広く持てる遠くから写真を狙うのがベストです。
望遠のカメラは高いので、最低でも5万円以上の支出は覚悟しましょう。
初心者はワンタッチでいい感じの設定ができる『野鳥モード』がついたカメラがオススメですよ!
えびちは9万円のカメラを購入しました。
シマエナガだけでなく、他の野鳥さんを撮るときに重宝してます。
二つ目のコツ:三脚や一脚を用意しよう
野鳥撮影用のカメラは重いので、ずっと持っていると手がブルブルしてきます。
それではキレイな写真が撮れません。手ブレ補正のついたカメラでも、やはり限界があります。
えびちの持っている『NikonのP900』というカメラの重さを測ってみたところ、なんと900gもありました!
ヤバいですね。ほぼ1kgです。
ダンベルかっての。
筋肉がある方は楽勝かな?でもえびちはモヤシなので諦めました。
そんな時に役立つのが「三脚」です。
三脚は3本の脚でカメラをガッチリ固定してくれるので、カメラブレを防ぐことができます!
持ち運びの楽さを考慮して「一脚」でもいいですが、安定性をとるなら三脚がおすすめです。
これがあるだけで撮影がずいぶん楽になりますよ!
三つ目のコツ:先回りしてスタンバイ
さあ、いよいよ最後になりましたね。
今までの2つは機材のお話でしたが、この3つ目は実際に写真を撮るときのコツです。
シマエナガは動きがとっても素早いことはお話ししましたね。
枝に止まったと思えばすぐ別の枝に移動してしまいます。
それに合わせてカメラをあっちこっちさせても
「やっとピントが合ったぞ…あっ!移動しちゃってまた最初からだよ…。」
なーんてことになってしまいます。
結果ブレブレの写真が数枚だけ…せっかく会えたのに悲しすぎますね。
そこでとっておきの攻略法を編み出しました!
この失敗から編み出したシマエナガ攻略法…それは
【先回りしてスタンバイ作戦】ッ!
説明しますと、むやみにシマエナガをカメラで追うのではなく、ここと決めた場所に固定しておいて動かさない方法です。
「この枝にシマエナガが止まるまで待つぞ」
と決めて、頑として動かない。
シマエナガが写り込んだら、すかさずパシャッ!
ここで大切なのはシャッターチャンスを逃さない集中力です。
こうすることでブレていないキレイな写真を撮ることができます。
でも、シマエナガがどこに来るかなんて予知能力でもないとわからないんじゃないか?
そこは経験が必要ですね。
よーくシマエナガを観察してみればパターンがわかってきますよ。
まずは「観察」が大事なんだな!
以上がえびちが学んだ3つのコツです。
この3つのコツをおさえておけば、必ずキレイな写真が撮れますよ。
シマエナガを写真におさめるのは難しいですが、諦めずに頑張りましょう!
おわりに
この記事ではシマエナガの探しかたと写真を撮るときの3つのコツをお教えしていきました。
今一度ザックリとまとめてみましょう。
- 木のある場所を探そう
- 広葉樹を狙おう
- もっとも適している季節は冬の11〜1月
- オススメの時間帯は早朝(6〜9時くらい)
- シマエナガの鳴き声を覚えよう
- 望遠カメラの野鳥モードを使おう
- 三脚を使って手ブレを解消
- 先回りしてシャッターチャンスを狙え!
諦めずに何度でもチャレンジですよ!
よっしゃ!
みんなもシマエナガ探しに行こうぜ!
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