今帰ったぜ〜♪
フウ。やっぱり散歩は気持ちいいな!
おかえりアビィ!
鳥にはたくさん会えた?
おう!スズメに、シジュウカラに、えーっと、ハクセキレイに…
なんだ、帰ってきてたの。
なんか目新しい鳥はいなかったか?
….あっ!それがよォ、なんだか変な鳥がいたんだけど、名前がわかんなくて。
俺も会ったことない鳥だったからさぁ。
うーん、僕たちならわかるかも!
大きさはどれくらいだった?
どこで見たんだよ。森とか、住宅街とかあるだろ?
忘れた。
そうだ。コイツはそういう奴だった。
えーっ、でも気になるぜ〜〜
くそっ、こっちも気になるじゃねーか。
うーん、いくつか候補を見つけて絞っていくしかないね。
僕たちが推理してみるよ。
まずはアビィ、その鳥をよく思い出してみて!
えっ。えーーーっとぉ…
(これ俺も参加する流れ…?)
読みたい記事にジャンプ
推理してみよう!
①あび坊の見つけた鳥の大きさ
鳥の大きさはどれくらいだった?
そんなに大きくなかったぜ。でも、小鳥って言うには大きすぎるかな。
もうちょっと詳しくわかんないのかよ。
遠目からだったからさぁ。
近づくとすぐ逃げちゃうんだよ〜。
ふむふむ。
中くらいの大きさで、警戒心があってあんまり懐かない鳥なんだね。
②あび坊の見つけた鳥がいた場所
場所は…そうだなー、たしか開けた平地だったよ。
俺、そこでしばらく寝っ転がってたから。
そんでさ、その鳥がうるせーの。
「ビャービャー」とか「キュルキュル」って大声で鳴くもんだから、ぜんぜん寝られなかったんだよー。
平地にいて、うるさくて響く鳴き声のヤツ。OK。
③あび坊の見つけた鳥の色
その鳥の色はわかんのか?
派手な色じゃなかったぜ。
茶色とかグレーとか黒とか、そんなかんじ。
…そういえば、顔まわりに特徴的な模様があったかも?
ほー?
色は地味。黒とか茶色系ね。
あと、顔に特徴的な模様アリ…と。
④漢字で書くと?
他にはもうなさそうか?
あー!今思い出したんだけど、オレ、その鳥について横にいたオッサンと話してたんだよ。
急に知らないおっさん出てきてびっくりだよ俺は。
逆になんで今まで忘れてたんだ!
ふーさん、シッ!
今大事な情報が出てくるかもしれないから!
……(おっさん…)
でさ、そのおっさんが言うには、あの鳥は漢字で
『椋鳥』って書くらしいんだ。
読めね〜〜〜
!…..ふふふ!僕わかっちゃったかも。
えーっ、マジ?
俺もこれかなーってのはあるけどさ。
オレが覚えてんのはこれくらいかな。
答えは?
今までの情報まとめ
まずは今までの情報をまとめてみよう!
- 大きさは中くらい
- 警戒心は高く、懐かない
- 開けた平地にいる
- うるさくてよく響く鳴き声
- 色は地味
- 顔まわりに特徴的な模様アリ
- 漢字で『椋鳥』
ふーさんの答え
よっしゃ。
俺が考えたのはこの鳥だ!
「ヒヨドリ」
だいたい合ってるだろ?
鳴き声うるさいし、地味な色だし、中くらいの大きさだゼ。
「顔まわりの模様」ってのはホッペの赤いマークで決まりだろ!
俺はここでピンときた。
ふーさんスゲェ!
『椋鳥』って漢字も読めたのか?
いやァ〜……….それは当てずっぽう。
でも、ヒヨドリってよく木のあるところにいるような?
た、たまたま平地にいたい気分だったんだよ!
で、どうだ?けっこう自信あるんだけど!
んーーーー、ちょっと違うかも?
はっきりしろよな!
あー違う違う!多分ヒヨドリじゃないよー!
じゃあ僕の答えも言っていいかな?
ちろりの答え
はい!この鳥でしょう?
あーーーっ!そうそうこの鳥だ!!
なるほど!言われてみれば、顔が白くて特徴的だし、よく平地にいるカモ。
それでそれで!?名前はなんていうんだよ!?
『ムクドリ』ですね!
えびちだ!僕が言いたかったのに〜
お前、盗み聞きしてたのかよ。
まあまあ♪
3羽で楽しそうにしてたんで、ついつい話に入っちゃいました。
僕、平地にいたっていうのと、『椋鳥』っていう漢字ででわかったよ。
ムクドリは漢字で『椋鳥』って書くなんて知らなかったよ。
これはちろりの知識勝ちだわ。
へえー、「ムクドリ」っていうんだ。
なんかスッキリしたよ。ありがと!
ムクドリもヒヨドリも名前が似ていたり、どちらも
「害鳥」という括りだったりなど、なにかと共通点が多い鳥さんですね。
見分けるには、生息する場所や羽の色、クチバシの色など…
あーーっ!今窓の外を通った鳥、だれか見た!?
オレンジ色だったよな!?
えっ、黒じゃないですか!?
けっこう大きかったよね?
おし、俺が思うにだな…
ワイワイ……
二回戦が始まっちゃった。
あ、お、俺しーらねっ!!
↓あび坊のように鳥の名前をお探しの方には、こちらの記事がオススメ