こんにちは。えびちです!
よっ!えびちじゃん。
今日はなに調べんだー?
あ、ちょうどよいところに。
今日は、あび坊のように….
『頭がツンツンしている』
野鳥をまとめてみようかと考えていたんですよ!
えーっ。
それって需要ある?
もちろん!
(少なくとも自分には)需要たっぷりです。
頭がぼさぼさ、ツンツンしているように見えるのは『冠羽』を持っているから。
普段はピッタリと寝ているけれど、興奮した時にはボワッと立ち上がります。
長くて立派なものから、ツンツン短いものまで…。
種類によってまったくカタチが違うのが冠羽の面白いところです。
その中でも、今回はギザギザとした冠羽を持つ野鳥を「5種類」まとめていきますよ〜!
前置きはこのくらいにして、早く早く!
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ぼさぼさ・ツンツン頭を持つ野鳥
元祖ツンツン頭『ヒヨドリ』
おそらく多くの人が「ツンツン頭の鳥」と言われて真っ先に思いつくのは『ヒヨドリ』でしょう。
すずめに次ぐ知名度であり、身近な鳥代表のヒヨドリ…の頭はいつ見てもボサボサ!
親近感湧くぜ!
また、全身が灰色であるのに対して、羽毛の先が白色なので、トゲトゲしい印象を受けます。
まるでヤマアラシ!
ひなの時はボサボサじゃないのに、いつからああなってしまうのでしょうか…。
冠羽で威嚇、上空からさえずる『ヒバリ』
続いて挙げられるのは『ヒバリ』。
ヒヨドリに比べて、トサカのように立派な冠羽を持っていますね。
ヒバリの騒がしいさえずりが聞こえてくる春。
上空から降りて枝で休んでいるヒバリを見ると、頭頂部が大きく逆立っています。
冠羽を逆立てるのには自分を大きくみせて威嚇、縄張りを主張する目的があるのです。
したがって、繁殖期以外は冠羽が寝ていることもしばしばです。
立派な冠羽を見たいなら、春から夏が狙い目だな!
頭で見分ける!カラ類代表の『ヒガラ』
カラ類の中でも、やや控えめな冠羽を持つのは『ヒガラ』。
頭にちょこんと乗った冠羽はまるで角が立ったホイップクリームのようです。
シルエットが可愛すぎますね!
模様が似ているシジュウカラやコガラと間違えやすいので…
「チョンマゲがあるのがヒガラ」
…と、覚える人もいるとかいないとか。
カラ類で冠羽があるのはヒガラだけなので、覚えておきましょう!
おにぎり頭の『カシラダカ』
おにぎりみたいなアタマー!!
…三角形の特徴的な頭を持つのは『カシラダカ』。
緊張すると冠羽を立てるため、「頭が高くなる=カシラダカ」となりました。
実際、上の写真は頭の半分ほどが冠羽なんです。
ちなみに、カシラダカの属している『ホオジロ科』は短い冠羽を持っている鳥が多いんですよ。
ホオジロ科には
- ホオジロ
- ホオアカ
- アオジ
- オオジュリン
なども含まれています。
冠羽も体もでかい『ヤマセミ』
最後に紹介するのは、カワセミ……じゃなくて『ヤマセミ』!
今回の鳥さんの中では、いちばん大きくて、いちばん派手な冠羽を持っています。
ツンツン頭を通り越して針山のような冠羽は、まるでヤマアラシです。
冠羽だけでなく、その大きさにもご注目!
全長は38cmであり、カワセミ科最大。
ほとんどハトと変わりません。
ファンキーでカッケー!
頭がボサボサ!短い冠羽を持つ身近な野鳥|まとめ
お疲れさまでした。
今回は頭がツンツン、ギザギザ…としている身近な野鳥を5種まとめてみましたよ。
冠羽は鳥さんの気持ちで逆立ったり、ペタッとなったり、頻繁に動く部分です。
見つけた時は、冠羽をじっくり観察してみてね。
ちなみにハヤブサに冠羽はありません。
(寝グセ直してね、あび坊)
エッ!?